「思い込みが変わる時代」 | thinkstep株式会社


「思い込みが変わる時代」

今朝のニュースでマラソンや激しい運動で水を大量に取りすぎると水中毒になるので注意が必要だと報じていた。マラソンでは脱水症状にならないように、給水スタンドが要所に設置されているが、あまりに水を飲むと血液中のナトリウムが減少し、水中毒を起こすという。スポーツドリンクなどでも十分なナトリウムが入っていないため、塩分の摂取を適度に行う必要があるのだそうだ。今までの自分の思い込みが一度に覆る話である。

 

昨日までの思い込みが通じなくなると思われる新しい機能商品も出始めている。日本企業の影がうすい商品コンセプトであるのだが、それは電子書籍である。アマゾン・ドット・コムが2007年に発売した端末「キンドル」が米国のビジネスマンや大学生に好評だ。週刊誌より一回り小さく小型パソコンより軽く、約1500冊分の情報を保存できる。紙に印刷された本と違い、インターネットのサイトから新刊やベストセラーを含む書籍の多くが紙の本の半額以下の値段で専用端末にダウンロードできるという。端末には電子ペーパーという新表示装置を採用していて、液晶端末よりも目が疲れないで字が読めるそうだ。

米アップル社も3月下旬から日本語対応iPad(アイパッド)を発売する。アマゾン「キンドル」、ソニー「リーダー」などの市場に参入する。「携帯とパソコンの間に新しい分野を作る」と鼻息が荒い。板状のコンピューターのようなものだろうか。日本では若い世代のファッション・グッヅになりそうな気配も・・・。

 

2月上旬には「メタボリック症候群」の診断基準の妥当性について検討していた厚生労働省研究班が女性の腹囲(ウェストサイズ)を「80センチ以上」に厳しくすれば、より多くの脳卒中や心疾患を予防できるとする研究結果をまとめた。女性の腹囲は90センチ以上が「メタボリック症候群」の診断基準であったから、これまた広く信じていた健康基準が覆る可能性がある。女性にとってはビックリ情報だが、世の中の変化は早い。覚悟が必要だ。

 

電子書籍、3Dテレビなど家庭にも入ってくるのだ。ますます携帯電話も高機能になっていくだろう。「活字+映像」に時代。水を飲んでも中毒になる時代。健康の基準が突然変わるかもしれない時代。古い知識や思い込みをどんどん書き換えないといけない。

新しい標準が生まれている時代。新材料も出てくるだろう。環境負荷計算のスペシャリストとして環境面でもしっかり判断できるように、LCAのスキル向上とデータベースの充実を心がけていきたい。(L