「キプチョゲ」 | thinkstep株式会社


「キプチョゲ」

 9月16日にベルリンマラソンでエリウド・キプチョゲというケニアの選手が2時間1分39秒という驚異的な記録で優勝した。従来の世界記録はやはりベルリンマラソンでケニア選手が出した2時間3分弱の記録だった。近い将来、マラソンは2時間を切ることが決定的だ。

 

 キプチョゲ選手は何かの拍子に好記録が出てしまったというタイプでは決してない。いつも誠実に練習する選手であるようだ。リオオリンピックでも優勝している。

 

 「私の体の中にはMINDが満ち溢れている。」「いつも目標に到達するにはどうすればよいかを考えている。」「勝つ秘訣は“よい準備”をすることだと思う。」など、哲学的な発言が目立つ。自分のレースを仮想でシミュレーションして、レース後半ではどのような心理になるかなど心理的な面まで含めて“きめ細かく準備”しているようだ。

 

 ロッテの岡田外野手が現役を引退することになった。岡田選手は実にユニークなプロ野球選手だった。外野手であったがプロ野球公式戦でホームランを打ったことがない選手。奥さんはプロ野球の選手の稼ぎを一切あてにしておらず、公務員として地道に生活するタイプ。奥さんの給料はロッテ岡田のプロ入り前や育成時代の給料より高かったと言われている。

 

 プロ入りに猛反発した奥さんに2年だけやらせてくれと懇願してプロ野球選手になった。そして花開いたのが、守備力だ。その一芸突出の秘密が先日の日経記事「引退模様」を読んで分かった。岡田選手も“準備の人”だったようなのだ。

 

「プロの打球の速さは全然違いっていて、打球の追い方などゼロから鍛えなおした。」「コーチの打つ球の落下点を瞬時に判断するトレーニングを行った。」「打球の強さと速さからこれは本塁打、これはフェンスの何メートル手前と、指で刺す練習をした。」「予測が合うようになると守備範囲がぐんと広がった。」359連続守備機会無失策。

 

 「準備すること」を来年のモットーにしようと思う。LCAの準備を。(A)

コメント 1件

  1. skylineR31gts Says:

    「準備すること」は何事においても大切なことですね。先週、当団体でイベントがあり、当グループで講演会を主催することになりました。その際、会場から活発な質問が出ることを期待していたのですが、万一出ないことを想定して想定Qを準備し、手が上がらない場合に備えました。

    結果、残念ながら、活発には手が上がらなかったので、自分が質問することになりましたが、何とか盛況の裡に終えることができました。質問が一つも出ないと寂しいですからね。

    この件は大した話ではありませんが、直近で準備の大切さを認識できるケースでした。

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