「掃除力」 | thinkstep株式会社


「掃除力」

 週に2~3回家の周りを掃除している家がある。おかげで道はいつもきれいだ。隣の家も触発されて、町内全体がきれいになるし、掃除する行為が地域見守りのシステムにもなる。体を動かして地域貢献している人を見るとコミュニケーションは一層進む。

 

 気分転換に、週末は自転車で軽く住宅街を回って気分をリフレッシュしている。自分流ではあるが、コミュニティーの完成度の高さを見るには、地域の掃除力を判断基準に使っている。

 

 企業活動での判断基準はどうだろうか。ESGの3つの観点で企業への投資先を決めようという考え方が投資家の間で広がっている。ESG(Environment:環境・Social:社会・ Governance:企業統治)に関心が集まっているのだ。大企業の不正問題発覚などが契機となり、社会で役立つ企業でなければ収益を保てないと一般的に考えられてきているのだ。投資家も収益力とESGの両方を求めるようになったのである。

 

 もう一つ企業でよく聞く言葉がある。SDGs:Sustainable Development Goals (持続可能な開発目標)だ。国連が掲げる目標であるが、最近は欧米、日本、中国だけでなく、東南アジアの国々でも“持続可能性”への関心が高い。東南アジアの国々では環境や人権などサステナビリティー(持続可能性)に関する感度は高く、NGOの監視の目も厳しい。企業のグローバルサプライチェーンは世界各国に広がりつつある。東南アジアのサプライヤーとのつながりはますます強くなっている。さらにこれからはアフリカとの取引も拡大することだろう。

 

 企業活動はESGや持続可能性という観点で評価されている。世界のユーザーから好かれる企業、他企業から信頼を寄せられる企業に着実に成長したいとどの企業も考えているだろう。よき隣人としての人格が企業に求められているということでしょうか。

 

 AIやロボットが収益を上げるために活躍しています。でも人格ある企業として価値を上げるのはそこで働く人間の役割です。簡単ではないかもしれません。

 

 収益があって、人格ある企業。人格を磨き上げる風土のある企業の未来は明るい。(C)

コメント 1件

  1. skylineR31gts Says:

    「掃除」というのは、やるとなると面倒なところはありますが、きれいに片付くと、何かすがすがしい気持ちになりますね。

    随分前にテレビで、従業員にトイレ掃除を課すことが、業務にも良い影響を与えている、という企業の特集をみたことがありました。

    今日から9月が稼働します。自らの周辺を整理整頓してすがすがしい気持ちで効率良く業務に取り組みたいと思います。

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