「100年に一度」 | thinkstep株式会社


「100年に一度」

 今年、台風や大雨の被害が頻繁に伝えられている。気象庁の防災を呼びかける発表でも、「今まで経験したことのない……」「50年に一度の……」など「激しい」「猛烈」などという言葉をさらに上回る表現として使われている。

 

 気象庁や国土交通省などが引用する大げさな言葉は刺激性が強い。担当省庁としては防災を進めてほしという思いが強く、あえてこのような表現で訴えていると思う。なので……普段の生活では、“激”辛ラーメンで刺激を受け、「今まで経験したことのない……」という表現は自然災害用に刺激性を温存している。

 

 今回の台風19号では風も然ることながら雨量が多かった。日本の国土で受け止めて海に排水できるレベルを超えたようなのだ。阿武隈川や、千曲川は「100年に一度」の頻度で起きる極めてまれな大雨が降っていたとの解析結果を、防災科学技術研究所がまとめた。

 

 台風19号北上に備えて、ハザードマップを広げて避難場所などを確認してみた。ハザードマップは過去の事例等を参考にしてかなり綿密に作り込まれていることが分かる。普段からハザードマップ熟知しておいた方がいいと思う。自然災害が起きた場合の対応を仮想実験、仮想演習しておくことが大切だと強く悟った。ハザードマップを理解しておくだけで不要な心配を排除できることもわかった。

 

 観測結果を解析する場合には「100年に一度」はインパクトのある表現だ。これほど雨が降るというのも、地球温暖化が進んできている影響なのかもしれない。地球温暖化を防ぐために、LCAの分野で企業や社会のお役に立ちたいと微力ながら頑張ってきたつもりである。まだまだ地球温暖化の認識していただくには私共の解析も十分でないのかもしれない。この日本では「100年に一度」が「50年に一度」、「10年に一度」となってしまうことをもっと恐れてもいいのではないかと……考えている。

 

 地球温暖化と言えば、2020年のオリンピックでマラソンと競歩を、札幌で行ったらどうかとIOCで検討しているという。

 

 東京のマラソンファンとしては、ショックな話題だ。

コメント 1件

  1. skylineR31gts Says:

    「50年に一度」どころか「100年に一度」の大雨だったのですね。それが「10年に一度」いや「毎年」となると本当に恐怖ですね。現在の地球温暖化状況をみていると「毎年」が現実のものとなりそうでたいへんな時代になったと痛感します。

    気候変動に合わせて国土の強靭化を図っていく必要がありそうですが、お金も必要ですし、時間もかかるので簡単には進みそうにはありません。自らの身は自ら守っていかなければならないのでしょうが、そうは言っても限界がありますので・・・

    一日も早い復旧・復興を願っております。

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