「減築コンセプト」 | thinkstep株式会社


「減築コンセプト」

家の改築を計画している。地震対策も含めたものだ。 2011 3 11 日金曜日に発生した東北地方太平洋沖地震ははっきり覚えている。大地震に対して、とりあえず私の対応できることは多くないけれど、家の耐震性を検査してみようと思っている。

改築計画案の進行とともに、家の構造などはもちろん気になるけれど、これを機に生活スタイルを変えるための家の仕組み変更も必要なのではないかと思いはじめた。いままで、多くのモノを買い求めてきた。貴重な家族遺産的な記念物もたくさんある。だからといって、現状をキープし続けるのは無理ではないだろうか。増築ではなく減築……のコンセプト。自分の持ち物を総点検して減らしてみるつもりだ。

国連気候変動に関する政府間パネル( IPCC )は、温室効果ガスの削減策に関する研究成果をまとめ、第 3 作業部会の報告書として 4 13 日公表した。産業革命前よりも気温の上昇を 2 度以内に抑え、環境の激変を避けるためには、世界全体の温室効果ガス排出量の少ないエネルギーへの転換など大きな変革が必要だといっている。 IPCC の提案する減築コンセプトといえる。

「目標達成には 50 年に 10 年比で 40 70% 排出削減が必要と推計。具体的に再生可能エネルギーや原子力といった低炭素エネルギーを大幅に増やすことや、省エネや二酸化炭素 (CO2) の回収・貯留( CCS )の普及を挙げた。 2100 年には温暖化ガス排出はゼロか、大気中からの回収でマイナスになる必要性を指摘した。」と日経新聞は内容を紹介している。

LCA( ライフサイクルアセスメント ) を信奉する私は、低炭素エネルギーの使用と、地味ではあるがエネルギーを効率よく使う製造工程や社会の仕組みをつくり、温暖化の元凶退治をしつこく続けることを提案したい。つまり、 CO2 など温暖化ガスの排出削減を第一とし、 CO2 を封じ込める CSS などの技術は次の手段としての隠し技だ。

……家改築計画では、風の流れる家構造も目指している。オープン・ウィンドウ・クーリングシステム。窓を開けてしばらくの間、過ごせる家づくりだ。特に夏は緑の風に働いてもらえないだろうか?( A

コメント 1件

  1. skylineR31gts Says:

    「減築コンセプト」ですか、素晴らしい計画ですね。高度経済成長時代には、いろんな物が大型化していましたね。例えば、自動車は、モデルチェンジの度に大型化し、高出力化が図られていました。

    しかし今は、軽自動車の販売台数が増え、小形化が進んでいます。ハイブリッド車が台頭し低燃費化が進んでいます。これは、必ずしもユーザーが「環境負荷低減」のために選択した訳ではなく、「経済性」を重視したことによるものかもしれませんが、結果的に環境負荷低減に貢献することとなっています。

    住宅についても、同様な方向に進んでいくのではないでしょうか。住宅の建て替えスパンは自動車よりもずっと長いので、まだ顕著になっていないのかもしれませんが、今後、益々小形化・省エネ化が進んでいくものと思います。先取りですね。

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